kyotei(競艇)場へ行くと、「ｲﾝが強い」とか「裸ｲﾝ」とかおおいですねよね？
皆さんは、この「ｲﾝ」って、いったいなんの事だか御存知でしょうか？
これは「ｲﾝｺｰｽ」自体、あるいは「ｲﾝｺｰｽ」に入る事を指（爪が伸びていると、時に凶器にもなります）して使われることが多い物です。
kyotei(競艇)では、どのｺｰｽよりもﾀｰﾝｺｰｽに1番近い「ｲﾝｺｰｽ」が大半の場合で有利といえます。
広島のSGｳｨﾅｰ「西島義則」さんも、「kyotei(競艇)は、ｲﾝに入って、飛びっきりのｽﾀｰﾄ行って、1m先に回れば負ける訳なかろう」と言っていることでしょうし、ここが勝利へと通じる道の最短ﾙｰﾄだといっても過言ではないでしょう。
ｲﾝは、ﾀｰﾝﾏｰｸを回る際に、その他の選手の引き波の影響を受けないで済むので、それだけの事でもとても有利といえるでしょう。
だからと言って、ﾊﾞﾗﾝｽ1つでﾚｰｽ模様ががらりと変わってしまうほどに、kyotei(競艇)には微妙なところでの技術力が必要不可欠です。
ｽﾀｰﾄのﾀｲﾐﾝｸﾞが一緒だと、ｲﾝをねらっても邪魔が入ってしまい難しく、遅過ぎてもまくられる可能性もあるのです。
うまく行かないと、逆に大回りしなくてはならなくなることもあります。
なので、狙えばどのような方でも「ｲﾝ」を取れる訳ではなく、選手にも「ｲﾝ」を得意とする方、苦手とする方、色々なのです。
この、常に「ｲﾝ」に上手く入る選手の事を「ｲﾝに強い」などというようですが、近頃ではこの「ｲﾝに強い選手」というのが多い為に、それをkyotei(競艇)の醍醐味がなくなったと、批判する声も多少あるのです。
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